自然治癒力を活性化させる鍼の条件とは(1)|神戸市 南はり灸院
鍼は一般的には,すべて皮膚や筋肉に刺すものと認識されていると思われますが、実は”鍼は刺すもの”という認識は一部分を示すものであり、これは正確ではないです。
また、”鍼を刺す”という意味ですが、凝った筋肉を柔らかくするためや、ツボを刺激するために刺す、という目的も曖昧です。
勿論、はりには凝った筋肉繊維を解き和らげる効果もあるし、ある種の効能を持ったツボを刺激する目的というのも間違いではありません。
しかしこれでは、自然治癒力を効果的に高めてゆくことが出来る本来の鍼の主旨を全うできません。
それには、人体の経絡という氣(内臓や身体の内外を流れる目に見えない電磁氣的な性質を持つ生命エネルギー)の存在を理解しなければなりません。
これについては、また別の記事で詳しく説明いたします。
漢方医学(中国医学)において、
人体の内外には、氣という生命エネルギーが流れており、
人間の健康と大きく関わっています。
陰陽の性質を持つエネルギーという氣の存在は、ノーベル賞を受賞されたボーア博士(量子波動力学の草分け的物理学者)や日本でも、湯川秀樹博士の弟子の天野仁博士、現代では保江邦夫という世界的に有名な物理学者、その他、沢山の物理学者、科学者、医師達も、氣は素粒子、量子のことだとして認めておられます。
その氣の流れ方を調和させ調整しながら心身の健康を図ってゆく金属の道具が鍼なのです。
因みに、鍼の字には、裏と表、陰陽を和合させるという意味がつくりの中に含まれています。
氣は電磁気的な性質を持つため、水分や金属、磁石の磁力に反応します。
ここで覚えておいて頂きたいことは、鍼は真皮を切ってそれ以上刺すと、電磁気的な性質を持つ氣生命エネルギーを身体から外へ放電させて損なってしまいます。つまり無闇やたらに鍼を刺すことは、人の大切な氣という人を生かしていエネルギーを減らして健康を損なうことに繋がりかねないということです。
氣を極力損なわない鍼の扱い方には、刺さずに鍼を皮膚上の経絡やツボに刺さずに留め置くことが重要です。
もちろん、不要な氣を除去する為に、一定の深さまで刺すこともあります。
これは漢方医学(中国医学)の氣の虚実補寫と言い、ここから鍼の使い方が決まります。
詳しくはまたの機会に書かせていただきます。